皆さんは、印刷用語の一つ「P.P加工」をご存知でしょうか。初めて聞く方は「ひとまず○○を使って△△を加工するもの」と考えることができると思います。先に、語源を説明しますと「P.P」というのは英語で「Poly-Propylene」といい、日本語では「ポリプロピレン」と言います。
この加工はどのような場面で使われているのかというと、表紙に使われていることが多いです。お手元の雑誌(カバーがついていないもの)をご覧ください。表面を光で照らすと光が反射していますよね。これが「P.P加工」というものです。何故、このような加工が必要なのかというと、「表紙の強度を上げる、見栄えを良くする」等の理由があります。通常の本はP.P加工がされていないのも多いです。極端な例を挙げるのであれば、紙を綴じて完成する「冊子」を思い浮かべて下さい。冊子と、光沢がある本とでは、高級感が違いますよね。
ここまでのお話をまとめますと、P.P加工というのは「表紙の強度を上げ、見栄えも良くしてくれる」ものです。
「P.P加工」に使用されるフィルムの種類によって効果が異なるものもありますので、是非インターネット等で検索してみてください。
(今回の例はあくまで一例です。他にも効果はありますのでご注意を)”
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