小さい頃から読書好きだった私。書籍だけでなく、高崎のオーダー家具店に頼んだ本棚に囲まれた書斎空間にも落ち着きというか居心地の良さを感じます。
現在は電子書籍も利用するようになり、実態のある書籍は以前ほどは購入しなくなりましたが、今でも読書は生活の一部になっています。
子育てが一段落し、数年前より社会復帰することになり、市の図書館に勤めることになりました。非常勤職員でもあり薄給でしたが、何より、天井にまで届くような書棚や多くの書籍に囲まれて仕事ができるなんて!と応募し、めでたく採用されたのです。
ところがそれが大変なジレンマだったのです。興味を持つ書籍は(仕事で手に取ることで)飛躍的に増える一方で、仕事により読書に避ける時間が圧倒的に減ってしまったのです。
実は図書館職員には珍しいことではないらしく、基本読書好きで、知ることの喜びを日々実感したいという人が集まっていますから、そういったことが起こるのです。どこかで割り切らなくてはいけませんが、いわゆる「図書館あるある」だったわけですね。