小さい頃によく『ミッケ』をよく読みました。
おしゃれな写真の絵本で、その写真の中から指定されたものを『ミッケ!』と見つける絵本です。
おとぎ話のイメージの写真や、ちょっとホラーな写真、いろんな世界がその絵本の中にはあって、ページをめくるたびにその世界に連れて行ってもらえます。
その絵本に夢中だった幼い私は、お店や病院での待ち時間にお姉ちゃんや妹とどっちが先に見つけられるか競ってみたり、図書館に行った時はたくさん『ミッケ』のシリーズを借りたり、お家でもくもくと『ミッケ』をしたりしていました。
成長するにつれて、『ミッケ』の存在なんて忘れて行きました。
社会人になったときに、上司のお子さんの誕生日会に参加しました。
上司のお子さんは『ミッケ』ではないけれど、『ミッケ』のような、なにかを見つける絵本をやっていました。
私はその時に小さいころ『ミッケ』をして遊んだいた自分を思い出しました。
その時に、「この子にも、あの楽しさを知ってほしい」と思い週末に本屋さんに行き、その子に『ミッケ』をプレゼントしました。
楽しく読んでくれているようで、私はとっても嬉しく、懐かしくもなり絵本のチカラを知りました。