本好きが講じて読書、書棚の専用室を設ける

今では齢(よわい)が塾年を超えてしまった年代になりましたが、今でも書籍、本には親しんでいます。 本が好きになったのは小学生の頃からで、江戸川乱歩の小林少年と明智小五郎の探偵シリーズで怪人20面相とか怪人40面相、透明人間などの少年探偵団シリーズでした。 

此等の本を全国配送可能なオーダーメイド家具店で購入した本棚に揃えるようになったのは中学生の頃からで、やはり嗜好的な本は探偵とか推理小説が主になりました。 此の頃は松本清張をはじめ幾多の有名推理作家が目白押しに出てきたものです。 

そんな事で、大人になってからの本をかき集め座敷に本棚を買ってきてはマチマチの書棚を据えて本を揃えていましたが、終いには6畳の壁の二辺を占領してしまったほどです。 その後も本に関しては歴史物、特に日本史に関した歴史小説などに興味を持ち集めだしたのです。 

長編では山岡荘八の「徳川家康」(続編を含めて三十巻)や林房雄の「西郷隆盛」(全十一巻)などが有りましたね。 其れに、近年では司馬遼太郎の「街道をゆく」シリーズなどは四十数巻のも及んでいて、何れも文庫本ではなく単行本なので書棚はたちまし一杯になってしまうのです。 

兎に角、時代物は戦国時代物、其れに江戸末期から明治維新頃の物でドキュメント・タッチの歴史物は、集め始めたらキリがないほどでした。 其れに、NHKの大河ドラマ等に触発されて、集めた物なども多数ありました。

そして、私自身の年代を経て家を新築した際は、読書、書棚の専用室を設け、部屋の構造も重たい本を支えるためにこの部屋の造りを、空間部分の壁を有効利用し強度の強いものにした程でした。