色を見るという行為は、私たちの潜在意識を呼び覚ます効果があります。最近だとカラーセラピーと言ったりして、生活の質を向上させるものとして使用されています。
カラーセラピーは占いではありませんが、私は小さい頃から占いや心理テストが大好きでした。姉から借りた占い本で、よく自分の運勢を占っていたこともありました。
黄色は金運、青は冷静、ピンクは愛情など、単純に見えて深い世界が好きで、いつも黄色のお財布を持ったりもしていました。当時の幼い自分の金運が上がったのかどうかはさておき、やっていてとても楽しかったのです。
カラーセラピーでは、その時々の自分の気分で色を選びます。いつもは好きな色でも、心身が疲れていたりすると、その色を拒む時も出て来ます。人の無意識な選択というのは侮れないもので、ぴったりと自分の心の色を選び取っています。
今の状況から助かりたい、回復したいという純粋な心の表れかもしれません。
私は以前ピンク色があまり好きではありませんでした。しかし、ピンクという色が喧嘩を沈めたり、心を穏やかにする作用があるということを知ってからは、ピンクを好ましい目で見るようになりました。
自分自身や環境をより良く整えるカラーセラピー。試してみると新たな道が見えてくると思います。