本を買って、読んだ後は、高崎のオーダー収納工房で作った本棚に本をしまっておく。時より、あの本もう一度読み返してみようと、思うと、その本の上には、埃が溜まっていたり、本棚自体にも埃が溜まっていることがしばしば。
それに、ページとページの間に、小さなダニみたいな虫がわくこともあります。
定期的に、本と本棚の手入れは大切です。書庫にしている本が置かれた部屋に、煙タイプの殺虫剤を噴煙して、本棚から、本をとり出して、陰干しをすると、湿気で本が傷むことも防げるし、虫も防げる、と年に数回掃除をするのですが、本棚から、本をとり出す作業が、意外と曲者です。
本の数は多いし、埃は舞うし、ということだけではなく、何かと手が止まる。
本棚の整頓とか、引っ越しの時の段ボールに詰める作業とか、ついつい、「あっ、この本懐かしい。あのシーンがお気に入りだったんだよね」と、つい読み返して、熱中してしまい、気がついたら、10分、20分すぎているというのは、当たり前です。
いけない、いけない、と作業を始めるのですが、また、手を止める本が出現して、気がつけば、本の整理に一日を費やしていたとか、「あっ、日が暮れかかっている」ということがたくさんあります。